散歩風景◆東京近郊の散策記

散歩の達人をめざし首都圏各地を歩きます!

PC

スポンサードリンク

広告


新着情報

広告スペース

2013年03月17日20:31  東京23区

全長約25kmの石神井川(しゃくじいがわ)に沿って、以前から歩いてみたいと思っていました。それなら、一年で最も美しい桜の季節にしようと、下流の北区王子駅前から練馬区西端にある武蔵関公園・富士見池まで歩いてみました。

DSC03721.jpg

石神井川の水源は小平市花小金井南町とされ、地図を見ると、小金井公園北側にある小金井カントリークラブと嘉悦大学の間で流路が途切れています。何箇所かの湧水を集めながら、北区堀船で隅田川に流れ込む、荒川水系1級河川です。実際に歩いてみると、桜が川に沿って植樹されており、ほとんどの区間で途切れることがありません。ここを歩けば、もう他に花見に行かなくても十分に堪能することができます。距離が長いため、3回に分けてお伝えします。

石神井川沿いに咲く、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラなどを愛でながら、花見散策へ出発!スタート地点は、JR王子駅北口。改札を出ると、すぐ石神井川の旧流路の渓流が現れます。今は音無川親水公園となっていて、江戸時代の浮世絵にも数多く描かれた景勝地でもあります。かつて存在した、権現の滝や舟串橋が再現され、日本の都市公園百選にも選定されています。ちなみに、現在の流路は、近くの飛鳥山の地下を通っています。音無川とは、かつて北区で呼ばれていた石神井川の名称です。

DSC03726.jpg

DSC03728.jpg

DSC03738.jpg

音無親水公園を出ると、左側に高いコンクリート壁が続きます。この壁の反対側に、現在の石神井川が流れています。
DSC03742.jpg

この桜並木は、1934年に天皇陛下生誕を記念し、植樹された事が始まりだそうです。川沿いの遊歩道を上流に向かって歩きます。かつて、北区王子から板橋区加賀にかけての石神井川は、石神井渓谷、滝野川渓谷、音無渓谷などと呼ばれた深い谷だったそうです。現在はコンクリートで固められ、河川改修などによって流路も大きく変わりました。まずは、旧中山道の板橋へ向かって上流へ進みます。

○金剛寺と桜(北区滝野川3丁目)
DSC03755.jpg

DSC03765.jpg

○北区滝野川3丁目・4丁目付近
DSC03769.jpg

DSC03770.jpg

DSC03771.jpg

○谷津大観音
DSC03772.jpg

DSC03774.jpg

○北区滝野川5丁目付近
DSC03775.jpg

DSC03778.jpg

JR埼京線の線路を越えます。北区と板橋区の境界付近です。ここから板橋区に入ります。板橋十景に選ばれているスポットです。さらに桜のトンネルが続いていきます。
DSC03785.jpg

DSC03809.jpg

DSC03812.jpg

DSC03793.jpg

○加賀公園・金沢橋付近
この界隈は、加賀藩前田家下屋敷の庭園跡であり、ここも板橋十景の一つになっています。池泉回遊式庭園の面影を残す築山も近くにあります。
DSC03819.jpg

DSC03826.jpg

DSC03827.jpg

○板橋区加賀1丁目、2丁目付近
DSC03841.jpg

DSC03843.jpg

DSC03846.jpg

DSC03852.jpg

旧中山道に架かる、板橋が見えてきました。
DSC03870.jpg

DSC03872.jpg

DSC03877.jpg

DSC03882.jpg

DSC03043.jpg

現在、旧板橋宿は、仲宿商店街となっており、多くの人の往来で賑わっています。この板橋がかかる場所は、都営三田線の板橋本町駅が最寄りになります。
DSC03048.jpg

DSC03041.jpg

旧中山道に架かる板橋に着きました。この界隈は、かつて板橋宿として栄え、五街道の一つである中山道の江戸日本橋を発って、最初の宿場でした。この旧道沿いには商店街が立ち並び、庶民的な雰囲気が感じられます。石神井川、板橋、商店街が融合した風情ある場所です。商店街は、旧中山道沿いに都営三田線の板橋区役所前駅から板橋本町駅付近まで続き、板橋はその中間に位置しています。





現在の地名は仲宿




板橋を過ぎ数分歩くと、現在の中山道(国道17号)にぶつかります。こちらは、高速道路の高架橋に覆われています。 現在の中山道(国道17号)に架かるのは新板橋。この下を都営三田線が通っています。


桜並木と石神井川の高いコンクリート護岸の景色が続きます。


中根橋。左は東武東上線中板橋駅に続く商店街の入口。


東武東上線が見えてきました。桜並木は、この付近で一端無くなります。


城北中央公園に着きました。グランド、体育館もある広い公園です。


猫がいました。




城北中央公園の途中で板橋区から練馬区に入ります。再び桜並木が始まります。


隅田川から10.3km地点。


豊島園に着きましたが、王子から歩いて来て、初めて行き止まりになりました。石神井川は豊島園内を流れますが、この先は回り道をしなくてはなりません。この日は、ここで打ち切りました。


翌日、豊島園前から再出発です。石神井川は園内を流れているため、迂回して再び歩道が始まる場所へ向かいます。


再び川沿いに歩くことができます。きれいに河川が整備されていて、護岸が整然としています。


環八、目白通りを越え、四商通りから桜並木が本格的に現れます。
 



桜見橋




西武池袋線の高架が見えてきました。すぐ右側に練馬高野台駅があります。


練馬高野台駅前の橋から


都営南田中アパートの脇は、川の近くまで降りられる遊歩道があります。




山下橋。山下橋を右折すると、西武池袋線の石神井公園駅に行けます。


石神井公園に着きました。この公園には、東側の石神井池と西側の三宝寺池という二つの池があり、 ここも石神井川の主な水源とされています。




石神井池を過ぎ、少し歩くと三宝寺池が見えてきます。ここまで来ると原生林が広がり、秘境的な雰囲気になります。






かつて、ここに石神井城が存在していたそうです。




珍しい鳥たちがいました。




練馬区立石神井公園ふるさと文化館


石神井公園から井草通りを数分程南下し、再び石神井川に出て川沿いを歩きます。この辺りから川幅が狭くなり、水路のような感じになります。


新青梅街道の手前で、豊島園以来となる川沿いの道がなくなります。ここから先の区間は、所々にこのような区間があり、行く手を阻まれます。




西武新宿線の下を石神井川は潜ります。すぐ左に武蔵関駅があります。


線路沿いに石神井川と桜並木は続きます。


武蔵関駅から10分程歩くと、今回の散歩の終着地点である武蔵関公園・富士見池に着きました。 富士見池があり、わずかながら、水が石神井川に流れ込んでいます。




王子から約20kmを2日間かけて歩いてきましたが、桜を愛でながら歩くことができ、充実した散歩でした。これだけの長距離を桜並木が連続している河川が他にあるでしょうか。流量や水質は、かつての水準に及ばなくとも、こうした景観が維持されている石神井川は、本当に歩く価値のある川でした。部分的な区間を歩くだけでも、きっと素晴らしい一日になるはずです。

関連記事
トラックバックURL

http://huscap.blog.fc2.com/tb.php/27-a5e1e34b

スポンサードリンク



Powered by FC2ブログ Designed by YP

Copyright (c) 散歩風景◆東京近郊の散策記